総合周産期
母子医療センター

センター紹介

当院は平成20年8月に総合周産期母子医療センターに指定されました。静岡県内では、東部、中部、西部地区に各1施設、計3施設が指定を受けております。

総合周産期母子医療センターとは

総合周産期母子医療センターとは、妊娠・出産から新生児に至る周産期施設の中でも、特にリスクの高い患者さんを受けいれる中核的医療施設のことであり、国及び県の計画に基づき指定されています。
当院は総合周産期母子医療センターとして、母体・胎児集中治療室(MFICU)や新生児集中治療室(NICU)を有すると共に、合併症等に対応できるように、院内各診療科と連携を図っております。

また安心して子供を産み、育てることができる環境作りに貢献できますよう、地域の医療機関と協力し、日々診療に取り組んでおります。救急母体搬送およびハイリスク妊娠のため総合周産期母子医療センターでの分娩が望ましい症例などございましたら、24時間体制で対応にあったておりますので、いつでもご相談下さい。
産婦人科、新生児科・新生児センター(NICU)の詳細につきましては、各ページをご覧ください。

MFICU(母体・胎児集中治療室)

MFICU(Maternal-Fetal Intensive Care Unit:母体胎児集中治療室)は、合併症妊娠、多胎妊娠、切迫流早産、前置胎盤、妊娠高血圧症候群や胎児異常など、ハイリスク妊娠・出産の母体・胎児に対応する設備と医療スタッフを備えた集中治療室です。

当センターにはMFICUを6床備えており、周産期に関わる高度な医療を行うことを目指しております。近年出産年齢の高齢化などにより、母体・胎児の集中治療を必要とする症例もますます増加傾向にあります。妊娠20週台前半の極めて管理の難しい切迫早産、重症妊娠高血圧症候群、産褥大量出血など母児の生命に直結するような重症例を新生児科・関連科と協力しながら、母児の救命に努めています。