低侵襲心臓手術 ~とくに右小開胸大動脈弁置換術について~

講師:丹原 圭一
順天堂大学医学部附属静岡病院
心臓血管外科 教授

開催結果

参加者:46名(一般29人、職員17人)

市民公開講座の様子

平成30年7月23日(月)午後5時30分より、第69回目となる地域住民等を対象とした市民公開講座『低侵襲心臓手術 ~とくに右小開胸大動脈弁置換術について~』を当院第一会議室にて開催致しました。

心臓血管外科 丹原 圭一 教授が低侵襲心臓手術ついてお話しされました。始めに、大動脈弁疾患について説明され、その後、高齢化に伴い増えてきている大動脈弁狭窄症の症状と手術適応となった場合の手術方法について説明されました。

通常の大動脈弁置換術について説明された後、低侵襲心臓手術(MICS-AVR)ではどのような点が異なるのか動画を用いて説明され、(1)皮膚切開が少ない(2)輸血量が少ない(3)早期社会復帰が可能となる、という利点をお話しされました。 当日は46名の方にご来場いただき、大変好評な市民公開講座となりました。