後期臨床研修プログラム

プログラムの特徴

このプログラムは外科医としての基本的な手技の獲得を通して、医師としての専門的な診療能力を習得することを目標としています。また、静岡県東部の地域医療を担う外科医を育成することをもう一つの目標としています。研修の最終年は順天堂大学の関連病院以外に、静岡県東部、中部の主要な医療機関で研修を受けられるように連携をとっています。他の施設での研修が将来の皆さんの診療の引き出しを増やしていくことになるでしょう。そして研修終了時の目標は日本外科学会専門医の取得です。

募集定員

6名

順天堂大学医学部附属静岡病院外科の特徴

静岡病院は県東部の地域医療中核病院としての役割を担っています。当科では、悪性疾患の外科治療、内視鏡治療、そして内因性、外因性の外科救急疾患の治療と幅広く多くの診療を行っています。とくに救急症例では緊急手術を含めて、多くの症例を経験することになります。外科のみならず幅広く多くの症例を経験できることが特徴です。

研修コース

研修は外科基本コース3年間を以下のように行います。(詳しくはプログラムを見てください。)

1年目 基幹病院をローテーション
2年目 基幹病院をローテーション
3年目 希望で連携施設へ出向(6か月単位)

この間に外科手技、検査手技を習得します。
また、研究会や学会発表も行います。また、専門研修中に大学院に進むことも可能です。

連携施設

  • 順天堂医院
  • 順天堂浦安病院
  • 順天堂練馬病院
  • 順天堂江東高齢者医療センター
  • 沼津市立病院
  • 静岡医療センター
  • 伊東市民病院
  • 静岡県立静岡がんセンター
  • 富士宮市病院
  • 静岡県立総合病院

研修修了後の進路

研修終了後、日本外科学会専門医を取得したのちは、サブスペシャリティの診療科で研修を行います。当院で研修を続けることも可能です。また、県内をはじめ他の医療機関で研鑽を積む希望があればバックアップしていきます。