2006年 秋号 メニュー

生まれたての赤ちゃんってどんなでしょう

入院中のお母様からよくあるご質問に答えて

あかちゃんは、はだかんぼうでやってきます

生まれたての赤ちゃんの身体は羊水や血液でぬれています。
皮下脂肪が少なく、体温調節機能も未熟なため急速に体温が低下します。
それを防ぐために帽子をかぶります。

生まれてすぐわかる赤ちゃんの特徴・・決して異常ではありません

鼻皮脂(面疱 めんぽう)

鼻の上に見られるツブツブです。
皮脂腺の大きくなったもので、赤ちゃんが成熟しているしるしなのです。

蒙古斑(もうこはん)

腰やお尻などに見られる灰青色の斑紋です。
黄色人種の90%にみられます。
ほとんどは4~5歳で消えますが成人まで残ることもあります。

赤ちゃんの爪

あかちゃんの爪は案外のびています。
ぐっすり眠っている時に赤ちゃん用の爪切りで切ってあげましょう。

胎毛(たいもう)

赤ちゃんの毛はお腹の中にいる間に生えたものです。
おとなの毛とは違い柔らかくソフトな手触りです。
以外と毛深く胎毛は背中まではえていますがやがては脱毛します。
後頭部がこすれて円くはげるのも大人の毛と違う特徴があるからです。

胎脂(たいし)

白い脂(あぶら)が身体の隙間に残っています。自然に吸収されます。

赤ちゃんは羊水に浸かった環境から外の世界に飛び出したのです

そのための適応症状があります
落屑(らくせつ)

手や足の角質が剥がれます。ぽろぽろと皮がむけますがおさまってきます。
亀裂ができて出血することもありますが何もせずそのままにすることが多いです。

中毒性紅斑疹(ちゅうどくせいこうはん)

生まれたての赤ちゃんの皮膚はうすく機能も十分に発達していないので色々な発疹がみられます。生まれてすぐから全身あちこちにでる赤い発疹はこの発疹のことが多く、そのまま放置しても心配ないものです。

赤ちゃんだって頑張ったしるし

赤ちゃんの頭は狭い産道を通ってくる時、頭の先が圧迫されむくんだ状態になります。お顔もむくんだ感じとなり特にまぶたは腫れています。

頭血腫(ずけっしゅ)

狭い産道を通って生まれてくる時に頭の骨の一部が強くこすられて骨のところに出血が起こってできたものです。骨の外の出血なので脳とは関係ありません。完全に吸収されるまで2~3ヵ月かかります。触るとブヨブヨします。

眼瞼結膜下血腫(がんけんけつまくかけっしゅ)

お産の時に赤ちゃんの頭や首が圧迫され、血液がうっ滞して血がにじみだしたため白目に出血したものです。これ以上出血が大きくならなければ自然に吸収されます。視力には影響はありません。

生まれたばかりの赤ちゃんだけ起こること

胎便(たいべん)

生まれて初めての便は胎便といいまるで海苔の佃煮のようです。臭いにおいはありませんがねっとりとして乾くと肌にこびりついてオムツ換えが一苦労です。2~3日で普通の便に変わっていきます。

レンガ尿

おむつの尿に濡れた部分に赤っぽい血液のようなものが付着することがあります。
それは尿の中の「無晶性尿酸塩」という塩類が、時間がたつとより赤くレンガのような赤みになります。心配はありませんが念のためスタッフには見せてください。

赤ちゃんの動き

モロー反射

物音や抱きつくものがなくなった時にびっくりしたように一瞬手足をつっぱる反射です。 これは4ヶ月ごろまでにみられる驚愕反射(びっくり反射)といわれるものです。

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