第61回 市民公開講座(手話通訳付き)

演題

がんとわかったときからはじまる緩和ケア
講師:岡崎 敦

順天堂大学医学部附属静岡病院
麻酔科・ペインクリニック 教授
緩和ケアサポートチームリーダー

開催結果

参加者:75名(一般33人、職員42人)

市民公開講座の様子

平成29年11月14日(火)午後5時30分より、第61回目となる地域住民等を対象とした市民公開講座『がんとわかったときからはじまる緩和ケア』を当院第一会議室にて開催致しました。

麻酔科 岡崎 敦 教授が緩和ケアについて講演されました。緩和ケアとはどういったものか説明され、その後、がん治療における緩和ケアの重要性をお話しされました。
がんと診断された時から緩和ケアを始めることで、抑うつ・不安を持つ患者さんの減少、「生活の質」が良好に保たれるといった効果がある。しかし、早期からの緩和ケアを拒む患者さんもいらして、その要因として、緩和ケアと終末期ケアを混同されていたり、緩和ケアは敗北宣言と考えている場合がある。痛みを緩和することにより自分は病気と闘えていないのではという考えは間違いで、痛みを緩和しながら治療を続けていくことが患者さんにとってより良いのではないかとお話しされました。
これからのがん治療で求められているものは、早期からの緩和ケアとアドバンスドケアプランニングである。アドバンスドケアプランニングとはがんの治療計画全体のことで、時に、患者さんと医療従事者、患者さんとご家族とで考え方の違いがある場合もあるため、患者さんの願いや希望を明らかにして、その意思に沿った治療計画をあらかじめ立てることが大切であるとお話しされました。

当日は75名の方にご来場いただき、大変好評な市民公開講座となりました。

  • 市民公開講座の様子
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