Nursing Department

看護部

センター・病棟紹介

2021年8月竣工の新棟を中心に専門性の高い医療を提供

総合周産期母子医療センター
産婦人科病棟
産婦人科

静岡県東部地域で唯一の総合周期母子医療センターを有する、産婦人科病棟です。

切迫早産や妊娠高血圧症候群、前置胎盤など、分娩までに厳重な管理が必要な患者さんが多く入院されています。また、母体搬送で地域の産婦人科クリニックや病院から救急車で入院となる患者さんもいらっしゃいます。

突然始まった入院生活…自分自身の身体のことだけではなく、お腹の中の赤ちゃんのこと、今後の育児のことなど、さまざまな不安を抱えている患者さんに対して、より健やかなマタニティライフを送れるよう、日々のケアにあたっています。

患者さんが安心・安全にお産できるよう医師と看護スタッフが協力しあっているため、チームワークは抜群です!

病棟でママと一緒にいる赤ちゃんは、出生後に産科医師の診察があります。また週2回、新生児科医師の回診も行われています。

新生児センターのスタッフとも日々情報共有を行い、月に一度、合同勉強会を開催し、お互いの知識の研鑽に努めています。

退院支援にも力を入れており、患者さんたちが退院後に不安なく育児をスタートしていけるように退院前にカンファレンスを行っています。

患者さんの退院後の生活環境は様々です。
それぞれのニーズを把握し、新しい家族のスタートをサポートさせていただいています。

新生児センター
  • 新生児センター
  • 新生児センター

当院の新生児センターは静岡県の総合母子医療センターに施設認定されており、急性期の赤ちゃんが入院するNICU12床と状態が回復し退院を目指す赤ちゃんが入院するGCU18床の合計30床からなります。

主に早産児、低出生体重児、脳低温療法や気管挿管による呼吸管理、NO吸入療法などの医療機器を必要とする児や、先天性疾患を持つ児が対象となり年間およそ400件前後の赤ちゃんたちが入院しています。
また、退院支援専従看護師が常駐しており医師や病棟看護師、保健師、理学療法士など他職種と連携しながら、1日でも早く赤ちゃんとご家族が安心して家庭に帰れるように退院支援に取り組んでいます。

新生児搬送に特化した新生児専用救急車を備えており、北は御殿場・富士宮、南は下田まで、24時間・365日出動できる体制をとっています。

救急車には医師・看護師が同乗し、静岡県東部・伊豆地区の産婦人科で生まれ医療を必要とする赤ちゃんを当院まで搬送します。

入院中であってもカンガルーケアや沐浴、タッチケア、直接授乳などご両親にやっていただけるケアがあります。

看護師が寄り添い、退院に向けて一人ひとりの状態に合わせた看護を提供することを心掛けています。

当院の新生児センターを卒業した保護者が立ち上げたいちごの会という育児サークルがあります。

会員同士で日常生活上の困ったことなど、相談や悩みを話し合ったり、医師や看護師によるアドバイスも受けられます。

救命救急センター(ICU・CCU)(HCU)
救命救急センター(ICU・CCU)

多職種が連携し超急性期から社会復帰を見据えたケアを実践しています。

救命救急センターICU・CCUは、静岡県東部地域の重症外傷や脳血管障害、心血管疾患、敗血症、重症コロナ感染症、開腹手術等を必要とする重篤な患者さんを受け入れる集中治療室です。

スタッフナース・フライトナース・特定看護師・認定看護師・診療看護師が一丸となり、救急車やドクターヘリで搬送された患者さんに最善の治療、手厚い看護を実践しています。また多くの医療機器や薬剤を使用している為、看護師は声を掛け合いながら安全な看護を提供できるよう努めています。
看護師だけでなく、医師や薬剤師、理学療法士、臨床工学技士など多職種が連携・協働しチーム医療を行うことで、患者さんの回復を促進しています。
またご家族に安心して頂くためにコミュニケーションを図り、丁寧な説明や対応をすることを心がけています。

PICS(集中治療後症候群)予防に努め、重症な患者さんであっても元の生活に戻れるように退院する時の状態をイメージし、理学療法士等と共に入院早期からリハビリを開始しています。人工呼吸器装着中の座位や歩行訓練を行うこともあります。

救命救急センター(HCU)

チームワークを大切に、急性期から回復期まで幅広い看護を提供しています。

救命救急センターHCUは、全診療科にわたる病棟です。

元気いっぱいで笑顔あふれるスタッフは救命への使命感を持ち、突然の病気やけがで入院が必要になった患者さんをいつでも受け入れています。

私たちは急性期にある患者さんに対する理解を深め、患者さん一人ひとりの生命と生活を支えるケアを行っています。また、突然の入院で不安を抱えるご家族に寄り添うためにコミュニケーションを大切にしています。

医療ソーシャルワーカーや理学療法士・薬剤師など、多職種と協働し、救命センターから早期に退院後の生活や転院を見据えたサポートを行っています。

毎日ベッドサイドで行うウォーキングカンファレンスでは、チームで患者さんの状態を共有し、患者さんの活動レベルや回復過程に合わせたケアが行えているかを患者さんの視点に立ってケアを見直し実践しています。

救急外来
救急外来

様々な診療科に対応し、多くの患者さまを受け入れられるに幅広い知識・技術のあるスタッフで運営しています。

順天堂大学医学部付属静岡病院の救急の玄関口として救急外来があります。静岡県東部地区の最後の砦と言われるほど、受け入れを断らず軽傷者から重傷者の診療にあたっています。幅広い科の患者さまに対応できるように、専門的な知識や技術をもったスタッフで運営しています。

2020年の年間救急車収容台数は、5397台。ドクターヘリの出動回数は943件であり、当院受け入れ件数は692件です。
常時4~5人以上のスタッフで対応しており、多忙の中でも患者さま第一に考えられる看護を提供できるよう取り組んでいます。

救急外来へ来院される方は、突然発症の患者さまが多く、痛みを含めた苦痛や不安を抱えています。そのため、患者さまに安心して治療や検査を受けていただけるよう寄り添い、サポートができる環境づくりを行っています。また、地域との連携窓口として在宅で生活する患者さまが安心して地域で暮らせるように、地域の関係機関とも連携を取っています。

手術室

安心して手術を迎えることができる手術看護を目指して

手術室紹介

H棟3階の手術室では、8部屋の手術室で多様な手術を行い、日々、進歩する手術医療に対応しています。また、ハイブリット手術室を完備し、最先端の医療を提供しています。

安心・安全な手術を提供できるように、医師、看護師だけではなく、多職種のスタッフがチームとなって、業務を行っています。

手術室の取り組み

術前外来

入院前に外来で手術が決定した際に、手術に関する説明や個々に応じ、安心して手術が受けていただけるような環境を提供しています。外来から関わり、心身の準備を整えることができるように支援しています。

術前訪問/術後訪問

手術前日に、患者様を訪問し、手術当日の流れを説明し、不安が和らぐことができるように支援しています。また、手術後は、術後の疼痛や手術を受けられたときに、気づかれたことや苦痛に思われたことを伺い、患者様、一人一人の言葉を大切に今後の手術看護に活かしています。

タイムアウト(手術を始める前に、一時的に作業を手術チームが一斉に手を止めて、チーム全体で手術に必要なことを確認すること)

手術に伴う患者誤認防止、体内遺残防止、手術部位間違いなど重大な事故発生予防のために患者確認システムやWHO(世界保健医療機関)が推奨する手術安全チェックリストを用いたタイムアウトをすべての手術に実践しています。

9A病棟
9A病棟

小児から高齢者まで、急性期から終末期まで、その患者さんに合った看護を考え、実践しています。

9A病棟は36床の全室個室の病棟です。小児科を含む9診療科を抱えており、幅広い知識が求められます。

患者さんが安心、安全、安楽に入院生活を送り、退院後もその人らしく生活できるように、スタッフ皆で考えながら看護を実践しています。毎日午前中にウォーキングカンファレンスを実施し、患者さんのベッドサイドで直接見て、聴いて、確認したことをその日の看護ケアに活かしています。

午後には、ケースカンファレンスや業務の進め方など、毎日テーマを決めてカンファレンスを実施しています。スタッフ皆で意見を出し合いながら、看護の質の向上、働きやすい環境作りを目指しています。

8A病棟
8A病棟

多職種と連携し、患者さんの希望する生活が送れることを目標に看護をしています。

当病棟は、循環器内科・心臓血管外科・血液内科の病棟です。

循環器内科では、多種多様な内科的治療を行い、心臓血管外科では開胸術をはじめステントグラフト内挿術などを行っております。血液内科では、無菌室での治療を中心に行っております。

近年、様々な治療方法が確立され、低侵襲の治療が増えることで、より幅広い年齢の方へ治療ができるようになりました。一方で、患者さん一人ひとりに合わせた看護を提供するためには、精神的・社会的側面や日常生活についても把握し、支援を行うことが必要となります。

8A病棟では、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、ソーシャルワーカーなど多職種と、患者さんの入院前の生活を共有し、問題点を見つけ、積極的に介入しています。また、再入院予防にも力を入れており、患者さんがその人らしく生活できるように、パンフレットを使用した教育指導や継続した自己管理を目指しています。

7A病棟
7A病棟

担当看護師を中心に、多職種と協働してケアを行っています。

外科、呼吸器外科の病棟で、毎日手術が行われています。 高齢の方も多く、高血圧や糖尿病、心臓病などの病気を抱えていることもあり、難しい手術も少なくありません。

手術を控えた方の、手術に対する不安はもちろん、病気のこと、今後の生活のことなど、さまざまな不安を持っています。 少しでもそのような不安を解決できるように、担当の看護師が中心となって、医師・看護師・理学療法士などと話し合い、毎日の看護ケアにいかしています。

早期離床は重要です。手術の翌日よりリハビリは開始されます。看護師が付き添い、離床の状況を確認します。

侵襲の大きな手術では、手術の前から理学療法士によるリハビリを実施しています。

外科の患者さんは、病態や術式により、ストマ(人工肛門)をつける方もいます。

ストマをつけて生活することや、ボディイメージの変化、自己管理についてなど多くの不安があります。
入院中に、皮膚・排泄ケア認定看護師とともに、その不安への解決を図っています。

今年度は、病棟内で研修を企画し、ストマケアやストマサイトマーキングについて実践できるスタッフの増員を目指しています。

6A病棟
6A病棟

患者さんの思いをできるだけ受け止めて、
その人らしく生活できるよう支援しています。

6A病棟は、主に脳神経外科・救急診療科・形成外科が入院している56床の病棟です。

脳神経外科では、脳卒中などで麻痺や高次脳機能障害などによって生活状況が変わる方が多いため、早期からのリハビリを進めています。救急診療科は、交通事故などによる外傷や、急性中毒、熱傷などにより救命処置が必要な方の治療を行います。形成外科は、病気によって傷ついた顔や体の表面の傷の治療を行います。また、失った皮膚の機能や形態を再建しています。

病気を抱えた患者さんの思いを受け止め、医師や看護師、セラピスト、ソーシャルワーカーなど多職種と協働し、その人らしく、早期に在宅に戻れるように生活援助や社会福祉制度の相談、療養先の調整を行っています。

デイルームでは、リハビリを行う場としてだけではなく、季節を感じる掲示物や、脳卒中に関連した掲示物を展示し、リハビリ意欲の向上や病気の再発予防を目指しています。
患者さんの頑張っている姿と笑顔に囲まれて、私たちスタッフも元気をもらい、一緒に頑張っています。

5A病棟
5A病棟

患者さんとご家族が安心して療養出来るように、外来部門や他職種と協働し、患者さんの暮らしに視点を合わせたケアの充実に力を入れています。

5A病棟は消化器内科と血液内科の病棟です。

両科ともに疾病と共に日常生活を過ごし、入退院を繰り返す方も多くいます。

退院した患者さんが、日常生活を少しでも安心して過ごすことが出来るように、また、少しでも住み慣れた環境で長く過ごすことが出来るように、私たち病棟では入院時からの退院支援や退院前の日常生活へのアドバイスを大切にしています。

その一環として、リハビリテーション科や外来部門の看護師と定期的にカンファレンスを開催し、患者さんへのケアが継続されるように連携しています。

「静岡県肝疾患診療拠点病院」としての役割も担っているため、肝炎コーディネーターの資格取得を始めとする、専門知識・技術の習得に励んでいます。

所属科の医師とも協力し、定期的なカンファレンスや勉強会の開催も行われ、他職種との連携もよく、学びを看護に活かし、良いケアが行えるように努めています。

5B病棟
5B病棟

5B病棟は46床の整形外科の病棟です。

私達看護師は、入院により今後の生活や仕事に不安を抱いている患者さんの思いを聞き、支えになれるよう心がけています。また、早期から多職種(医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカーなど)と相談しながら、安心して治療や入院生活が送れるよう支援しています。

当院は第3次救急の指定を受けており、交通事故などの多発外傷や、転倒により骨折する方が多く入院されています。骨折のなかでも比較的多い大腿骨頸部骨折は、地域連携パス(治療計画書)を使用して近隣の施設と連携して治療・看護をおこなっています。

リハビリは手術翌日より行い、CPMという器械を使用して膝関節の可動域を広げる訓練を行ないます。成果がみえてくると、患者さんの笑顔が増え、看護師もやりがいを感じます。

回診の前にはカンファレンスを行ない、患者さんと共に治療方針を決めています。

定期的に理学療法士や作業療法士とリハビリの計画を立て、進行状況の確認をしています。

5C病棟
5C病棟

患者さんに寄り添ったケアを提供できるように、
多職種との関わりを大切にしています。

5C病棟は、呼吸器内科・膠原病内科・糖尿病内科・婦人科・一般外科の混合病棟で内科的治療と外科的治療と幅広い治療に対応しています。

入院に伴い様々な不安や思いを受け、担当看護師が中心となり多職種と情報共有することで、退院後も患者さんにとってより良い生活が送れるように支援しています。

入院時、退院前カンファレンスを実施しています。医師・病棟担当看護師・退院支援看護師・その患者さんに関わる多職種、インターネット使用にて地域の担当者とともに必要な支援が行えるように方向性を確認していきます。

また、糖尿病内科では、2週間の支援入院のなかで血糖コントロールができるように、医師・糖尿病療養指導士・薬剤師による糖尿病教育指導、管理栄養士による栄養指導などが計画的に行われます。
婦人科や一般外科の術後の患者さんには、日常生活で気をつけることなど退院時指導で実施しています。

4B病棟
4B病棟

「病気と共に生活する人々を支える看護」を目指し、チームで取り組んでいます。

4B病棟は脳神経内科・眼科の47床の病棟です。
脳神経内科はパーキンソン病やALS(筋萎縮性側索硬化症)などの慢性疾患を抱えた患者さんや脳梗塞を発症した方が入院しています。
私たち看護師は、患者さんの思いを聴き、医師やリハビリスタッフ・薬剤師・医療ソーシャルワーカーなど多職種と関りながら、入院生活だけでなく在宅での生活を見据えその人らしく生活できるように支援しています。

眼科は、白内障や緑内障・網膜剝離などにより手術が必要になる患者さんが入院しています。目が不自由なことで非常に不安を感じている方が多いため、安全に入院生活が送れるよう、患者さんに寄り添って援助しています。

毎朝患者さんのベッドサイドへ行き、ウオーキングカンファレンスを実施しています。患者さんの状態や今後の方向性を情報共有し日々のケアに活かしています。

4C病棟
4C病棟

入院時から退院後の生活を見据え、患者さんが安心して過ごせるよう
きめ細かな看護を目指しています。

呼吸器内科、腎臓内科・皮膚科の病床数33床の内科病棟です。

在宅酸素療法や初めて透析を開始する患者さん、退院後もご自身で皮膚のケアが必要な患者さんが入院しています。

慢性疾患を抱え、退院後も安心して生活できるように、入院時から退院後の生活を見据えた看護を心がけています。

病棟の朝は、看護師、介護福祉士、看護補助者、病棟クラーク全員で、その日一日の情報を共有します。

情報を共有しお互いの業務をサポートすることで、患者さん、スタッフにとって安全、安心な環境を整えます。

3A ICU

重症な患者さんに対し、多職種と連携しながら24時間体制で
集中的に高度な医療と看護を提供できるように取り組んでいます。

術後ICU病棟は病床数14床の病棟です。
大手術や、院内急変の患者さんの受け入れを行っています。

ICUの環境は、一般病棟とは大きく異なり、患者さんの状態変化にいち早く対応できるようにオープンスペースになっています。また、高度な医療機器を使用し、日々変化する患者さんの観察やケアを行っています。

私たち看護師は、患者さんが1日でも早く回復できるよう他職種と連携し、起こり得る合併症の予防に努め、疼痛緩和を図りながら早期離床に向けた援助を行っています。また、ICUは多くの医療機器に囲まれた環境の中でストレスや不安を生じやすく、患者さん及びご家族の身体的・精神的ケアに努めています。

ICUの看護師は常に安全で安楽な看護の提供が出来るように、医学的知識・迅速な判断・処理能力が求められます。そのため、病棟内の教育の充実を図るとともに、研修会や勉強会へ参加し個々のスキルを向上させるよう心掛けています。

これからもより良いケアが提供出来るようにスタッフ全員で努めていきたいと思います。

3B病棟
3B病棟

生活背景を踏まえ、住み慣れた環境で安心して生活できるように多職種と協働して患者さんの支援を行なっています。

3B病棟は、耳鼻咽喉科、泌尿器科、整形外科、救急診療科の4診療科の混合病棟です。
予定入院で手術を受ける目的の患者さんが多く入院していますが、急性扁桃炎や腎盂腎炎、交通外傷など緊急で入院してくる患者さんも多く受け入れています。

入院前の患者さんの状況と入院中、退院後の生活をサポートできるように、週1回耳鼻咽喉科外来と泌尿器科外来スタッフとカンファレンスを開催し、情報共有し継続看護を行なっています。

尿路変更や気管カニューレ管理、気道吸引など新たなセルフケアを獲得して日常生活に戻る患者さんに最善のケアを提供するために、専任の退院支援看護や皮膚排泄ケア認定看護師、外来看護師と連携しています。

外来
  • 外来
  • 外来

外来部門は、診療部門としてAブロックは、心臓血管外科・呼吸器外科・循環器内科・一般外科・脳神経外科・整形外科・形成外科・泌尿器科、Bブロックは、耳鼻科・小児科・脳神経内科・皮膚科・産婦人科、Cブロックは、消化器内科・呼吸器内科・血液内科・腎臓内科・糖尿病内分泌内科・膠原病リウマチ科・麻酔科・メンタルクリニック科となっています。

1日約1300人の患者さまが外来受診されます。
皆様に安心して受診して頂けるようスタッフ全員心がけています。

相談・連携

在宅でも安心した生活を送っていただくために専門の看護師を配置しています。(糖尿病療養指導士・間歇的自己導尿指導士・禁煙支援専門看護師・自己血輸血看護師・輸血看護師)

患者さまにとって安心で安全な看護を目指し、医師や多職種と協働し、患者さまにより近い立場で看護ができるよう心がけています。

禁煙指導

自己導尿指導

学習

専門職としての知識・技術・マナーの質向上を目指し、カンファレンスや学習会を通して、個別性を重視した看護の提供ができる人材育成に力を注いでいます。

外来検査室
外来検査室

多職種とともに安全な検査・治療介助と安心できる看護提供を実践しています

外来検査部門では、内視鏡室・シネアンギオ室・アンギオ室・テレビ室・CT室と多種多様な検査・治療の介助を行っています。
それぞれの検査部門の担当看護師が日々の検査予定を確認し、担当する診療科医師・放射線技師に相談しながら安全に検査・治療が行えるように看護提供を行っております。

内視鏡検査は約5000件/年、血管撮影検査は約3500件/年の検査が行われています。

「検査に伴う苦痛や不安を最小限に」を目標に患者さんに寄り添った、治療介助・看護を目指しています。

また、外来での内視鏡検査で鎮静剤を使用する患者さんにも検査終了後、安全にお帰りになられるように回復室を併設し対応しています。

外来検査部門では、内視鏡技師免許、インターベーションエキスパートナースなど専門的な資格を取得し業務に携わっています。
部署内の教育体制を中心になって整え、後輩育成を行っています。

血液浄化センター
血液浄化センター

私たちは患者さん個々の病態をアセスメントし、安心・安全に透析が受けられるよう努めています。

血液浄化センターでは、腎臓内科医師指示のもと看護師・臨床工学士が連携し腎・血管系、免疫系を含んだ全身的な管理を行なっています。

治療としては、血液透析治療が最も多く、その他 持続的血液濾過透析や自己免疫疾患に対する血漿交換等、様々な治療を行っています。

当院では、透析導入や透析クリニックで維持透析を受けている患者さんが様々な疾患で入院された際の透析を担っています。

東部地区の救急病院として近隣の医療機関と連携し、緊急透析の受け入れも行なっています。

私たちは患者さん個々の病態をアセスメントし、安心・安全に透析が受けられるよう努めています。また、透析を導入することになった患者さんに、初めての透析に対する不安の軽減に努め、透析が受容できるように支援しています。

そして、退院後に透析を受けながらも、患者さんがその人らしい生活を送れるように日常生活の指導や教育も行なっています。