診療科血液内科

Hematology

概要

血液内科は実際に標榜を開始したのは、平成15年7月からで、それ以前は、内科に属していました。固定した医師が血液内科の活動を始めたのは平成10年9月からです。平成18年7月からは、8階に無菌室を2床設置して、フル稼動しています。また、平成23年5月からは医局員が初めて3人になり、現在は4人体制になり、血液内科もしだいに充実してきています。
現在自家移植を手始めに、末梢血幹細胞移植を施行しています。

主な
施設認定

  • 日本血液学会認定施設

特色

末梢血幹細胞移植を積極的に行っています。
静岡県血友病ネットワークの東部基幹病院として、小児の血友病患者が成人した場合にひき続き治療を行えるように体制を整えています。

対象疾患

良性疾患

良性疾患としては、一番多い貧血の原因である、鉄欠乏性貧血、それに同じく貧血で診断される、自己免疫性溶血性貧血(AIHA)、貧血や血小板減少や白血球が減少する、再生不良性貧血(AA)、血小板が増加してしまう、本態性血小板血症 (ET)、赤血球が増加してしまう、真性多血症(PV)があります。PV、ET、骨髄線維症については、現在順天堂関連病院でJAK-2遺伝子の変異について臨床研究を行っており、病態、治療に役立てています。

悪性疾患

悪性疾患としては、悪性リンパ腫(lymphoma)、骨髄異形成症候群(MDS)、急性骨髄性白血病(AML)、多発性骨髄腫(MM)、慢性骨髄性白血病(CML)、成人T細胞性白血病(ATL)、急性リンパ性白血病(ALL)、慢性リンパ性白血病 (CLL)があります。

出血性疾患

出血性疾患としては、血小板が減少して、紫斑ができやすくなる、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、生まれた頃から関節内出血を繰り返す血友病や、その他の凝固因子欠乏症があります。

伊豆半島における血液疾患

伊豆半島における血液疾患の特徴としては、ATL患者が比較的多いことと、CLLもやや多い傾向がみられます。

外来担当医表

急な都合により、情報を掲載できない場合がございますので、予めご了承下さい。
詳細は各科外来へお問い合わせ下さい。

教授
先任准教授
准教授
講師
赤字
女性医師
午前
内科6診

小池 道明

(一般・白血病・リンパ腫)

三澤 恭平

(一般・白血病)

落合 友則

(一般・リンパ腫)

小池 道明

(一般・白血病・リンパ腫)

小池 道明

(一般・白血病・リンパ腫)

麻酔科診察室

重光 文子

(一般・貧血)

内科8診

岩尾 憲明

(一般・血小板減少・骨髄異形成症候群)

午後
内科6診

小池 道明

(一般・白血病・リンパ腫)

小池 道明

(一般・白血病・リンパ腫)

小池 道明

(一般・白血病・リンパ腫)

休診・代診

2019年3月1日(金) 午前(6診)
午後(6診)
小池→岩尾
小池→休診
  • 急な都合により、情報を掲載できない場合がございますので、予めご了承下さい。
    外来担当医・休診情報の詳細は各科外来へお問い合わせ下さい。
    代表:055-948-3111

医師紹介

教授

小池 道明こいけ みちあき

性別
出身大学
順天堂大学卒(昭和60年)

認定医・専門医など

  • 日本臨床血液学会評議員
  • 日本血液学会指導医・専門医
  • 日本内科学会認定医・専門医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

専門分野

  • 血液疾患の免疫異常
  • 分化誘導療法
  • 白血病の臨床

いわお のりあき

岩尾 憲明

性別
職位
准教授
出身大学
大阪医科大学卒(平成2年)

認定医・専門医など

  • 日本血液学会専門医
  • 日本輸血・細胞治療学会認定医
  • 日本造血細胞移植学会認定医
  • 日本内科学会認定医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

専門分野

  • 血液内科一般
  • 輸血療法

みさわ きょうへい

三澤 恭平

性別
職位
助教
出身大学
順天堂大学卒(平成23年)

認定医・専門医など

  • 日本内科学会認定医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

あちあい とものり

落合 友則

性別
職位
助教
出身大学
順天堂大学卒(平成23年)

認定医・専門医など

  • 日本内科学会認定医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

診療実績

研究・治験

研究

研究課題名

急性白血病診断後、早期に脳出血をきたす危険因子を同定する後方視的観察研究

研究責任者

市川訓基

研究分担者

  • 枝廣陽子(助教)
  • 後藤明彦(先任准教授)
  • 飯塚和秀(助手)
  • 小松則夫(教授)
  • 小池道明(教授)

研究の意義および目的

急性白血病を罹患された方における、出血は寛解導入時における重大な合併症であり、早期死亡原因でもあります。中でも脳出血は極めて厳しい転帰につながる重大かつ深刻な合併症です。急性白血病における出血は、DIC、血小板減少、敗血症、白血球増多、治療の合併症に起因すると言われております。また分子標的治療薬であるATRA(all-trans retinoic acid)登場前は、APL(急性前骨髄急性白血病)の患者においてはDICを診断時に合併していることが多く出血のリスクが常にありました。ほとんどの致死的脳出血(Fatal Intracranial Hemorrhage (FICH))は白血病診断から10日以内という早い段階でおこり、早期の同定とマネージメントがFICHを予防するのに重要であるとされています。APLにおける早期の出血死は、診断時に白血病細胞がより多い症例、出血スコアがより高いこと、フィブリノゲンがより低いこと、血小板数がより低いことが報告されて来ています。しかしこれらの危険因子は急性白血病患者のすべてのsubtypeに対して同様に危険因子かどうかは、分かっておらず、どのような危険因子がFICHに関与しているかを調査し、早期に予防に取り組む必要があります。

今回、我々は、新たに診断された急性白血病の症例において、早期脳出血(early FICH)群とnon ICH群に分類し、後方視的解析により早期脳出血(early ICH)の独立した危険因子を同定できればと考えております。これにより、急性白血病診断後早期脳出血の危険因子を持つ症例の早期同定と出血予防措置への早期介入ができるようになることへの足掛かりとなることが期待されます。

対象症例

順天堂大学静岡病院(2003年9月―2014年6月)
上記期間において急性白血病と新たに診断された18歳以上の症例。

研究実施期間

各施設での倫理委員会承認後2年間(およそ平成26年10月1日~平成28年9月末日)

研究施設数

1施設

調査対象および調査内容

カルテ調査になりますので、患者さんに対する直接的な利益、不利益はありません。

倫理的事項

本研究は「文部科学省・厚生労働省 疫学研究に関する倫理指針」を遵守して行われる後ろ向き観察研究です。収集されたデータについては情報の匿名化を行い個人を特定できる情報を記載しません。本研究は当該施設の倫理委員会での承認を経てから実施することで、倫理性を保つよう配慮されております。

お問い合わせ先

担当 順天堂大学医学部附属静岡病院 血液内科
研究担当者:小池道明
電話番号 055-948-3111(代表)

治験について

許可番号 268
対象疾患 濾胞性リンパ腫
治験薬名称 CC-5013
(レナリドミド)
薬の種類
責任医師 小池 道明
募集状況 募集終了
参加期間