診療科リハビリテーション科
Rehabilitation
概要
主に急性期加療中の入院患者さんに対して、自宅復帰・社会復帰あるいは回復期リハビリテーション病院等の施設に移れるように、発症早期より積極的な理学療法・作業療法・言語聴覚療法を実施しております。
主な
施設認定
- 日本リハビリテーション医学会認定病院
施設基準
- 脳血管リハビリテーション料 I
- 運動器リハビリテーション料 I
- 呼吸器リハビリテーション料 I
- 心大血管リハビリテーション料 I
- 廃用症候群リハビリテーション料 I
- がん患者リハビリテーション料
スタッフ人数
- 医師2名(リハビリテーション専門医2名)
- 理学療法士27名
- 作業療法士7名
- 言語聴覚士4名
資格取得状況
- 日本理学療法士学会
- 専門理学療法士(基礎1名、運動器1名、スポーツ1名)
- 認定理学療法士(脳卒中1名、神経筋障害1名、発達障害1名、運動器2名、呼吸3名、循環3名、代謝1名、健康増進・参加1名)
- 日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会 合同呼吸療法認定士(9名)
- 日本心臓リハビリテーション学会 心臓リハビリテーション指導士(2名)
- 日本循環器学会 心不全療養指導士(1名)
- 日本腎臓リハビリテーション学会 腎臓リハビリテーション指導士(2名)
- 日本リンパ浮腫学会 リンパ浮腫保険診療士(1名)
- 日本言語聴覚士協会 認定言語聴覚士(摂食嚥下障害領域)(1名)
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 学会認定士(1名)
- 日本口腔リハビリテーション学会 認定言語聴覚士(1名)
多職種連携
- 各科、病棟とのカンファレンス(月に2~4回)
- 呼吸ケアサポートチーム(RST)
- 栄養サポートチーム(NST)
- 褥瘡対策チーム
教育
- 新人教育プログラムの実施
- 新人に指導者がつき患者さんの治療をフォロー
- リハビリテーション科内での勉強会を実施
病院見学について
見学希望の方は職員課へご連絡ください
対象疾患
- 脳卒中(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血)などの脳神経疾患(脳神経外科)
- パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィーなどの神経難病(脳神経内科)
- 骨折、人工関節術後、脊髄損傷などの骨関節疾患(整形外科)
- 関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなどの膠原病疾患(膠原病内科)
- 慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、喘息などの呼吸器疾患(呼吸器内科)
- 慢性腎臓病などの腎疾患(腎臓内科)
- 心筋梗塞、狭心症、心大血管術後などの循環器・心大血管疾患(循環器科・心臓血管外科)
- 肺がん、胃がん、大腸がん、卵巣がんなどの術後、化学療法、放射線療法中のがん患者さん(各科)
- 長期臥床などによる廃用症候群(各科)
- 未熟児や脳性麻痺などの小児疾患(新生児科、小児科)
- 脳卒中などによる高次脳機能障害・言語障害・嚥下障害疾患(脳神経外科・脳神経内科など)
部門について
理学療法部門
理学療法とは、病気、けが、手術などによって運動機能が低下した状態にある患者さんに対し、主に運動療法を用いて運動機能の改善を目的とした治療です。
集中治療室内など発症早期から座位・立位・歩行練習を個々の患者さんの状態に合わせて積極的に実施し、身体機能の改善を促しています。
そして、日常生活動作(ADL)の改善と生活の質(QOL)の向上を目指します。
作業療法部門
作業療法とは、身体や心に障害をおってしまった患者さんに対して、基本動作や応用動作獲得、上肢機能改善を、主に作業活動を通して実施する治療です。
集中治療室内など発症早期から座位・立位・歩行練習を個々の患者さんの状態に合わせて積極的に実施し、身体機能の改善を促しています。そして、ADLの改善とQOLの向上を目指します。
発症早期から食事・排泄動作を始めとしたADLや趣味・家庭内役割(家事・仕事など)の練習、援助を行い、在宅や社会復帰、QOLの向上を図っていきます。
言語聴覚部門
言語聴覚療法とは、脳卒中後の失語症、聴覚障害、声や発音の障害、上手に噛めない・飲み込めないなどの嚥下障害の患者さんに対して、問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言などを行う治療です。
医師紹介
准教授
田沼 明たぬま あきら
- 出身大学
- 慶応義塾大学卒(1996年)
認定医・専門医など
- 日本リハビリテーション医学会指導医・専門医・認定臨床医
- 日本臨床神経生理学会指導医・専門医(筋電図・神経伝導分野)
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士
- 日本リンパ浮腫学会 理事・リンパ浮腫保険診療医
- がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
専門分野
- リハビリテーション医学全般(がん、脳卒中、神経筋疾患など)
- 電気診断学
おおばやし おさむ
大林 治
- 職位
- 教授
- 出身大学
- 聖マリアンナ医科大学卒(1985年)
認定医・専門医など
- 日本整形外科学会専門医
- 日本整形外科学会スポーツ医
- 日本リウマチ学会専門医
- 日本手外科学会専門医
- 日本リハビリテーション医学会専門医
- がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
専門分野
- 膝・スポーツ
- 関節リウマチ
- 骨粗鬆症
- 手外科