診療科リハビリテーション科

Rehabilitation

概要

主に急性期加療中の入院患者さんに対して、自宅復帰・社会復帰あるいは回復期リハビリテーション病院等の施設に移れるように、発症早期より積極的な理学療法・作業療法・言語聴覚療法を実施しております。

主な
施設認定

  • 日本リハビリテーション医学会認定病院

施設基準

  • 脳血管リハビリテーション料 I
  • 運動器リハビリテーション料 I
  • 呼吸器リハビリテーション料 I
  • 心大血管リハビリテーション料 I
  • 廃用症候群リハビリテーション料 I
  • がん患者リハビリテーション料

スタッフ人数

  • 医師2名(リハビリテーション専門医2名)
  • 理学療法士26名
  • 作業療法士6名
  • 言語聴覚士4名

資格取得状況

  • 専門理学療法士1名
  • 認定理学療法士11名
  • 呼吸療法認定士6名
  • 心臓リハビリテーション指導士1名
  • 腎臓リハビリテーション指導士1名

多職種連携

  • 各科、病棟とのカンファレンス(月に2~4回)
  • 呼吸ケアサポートチーム(RST)
  • 栄養サポートチーム(NST)
  • 褥瘡対策チーム

教育

  • 新人教育プログラムの実施
  • 新人に指導者がつき患者さんの治療をフォロー
  • リハビリテーション科内での勉強会を実施

病院見学について

見学希望の方は職員課へご連絡ください

対象疾患

  • 脳卒中(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血)などの脳神経疾患(脳神経外科)
  • パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィーなどの神経難病(脳神経内科)
  • 骨折、人工関節術後、脊髄損傷などの骨関節疾患(整形外科)
  • 関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなどの膠原病疾患(膠原病内科)
  • 慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、喘息などの呼吸器疾患(呼吸器内科)
  • 慢性腎臓病などの腎疾患(腎臓内科)
  • 心筋梗塞、狭心症、心大血管術後などの循環器・心大血管疾患(循環器科・心臓血管外科)
  • 肺がん、胃がん、大腸がん、卵巣がんなどの術後、化学療法、放射線療法中のがん患者さん(各科)
  • 長期臥床などによる廃用症候群(各科)
  • 未熟児や脳性麻痺などの小児疾患(新生児科、小児科)
  • 脳卒中などによる高次脳機能障害・言語障害・嚥下障害疾患(脳神経外科・脳神経内科など)

部門について

理学療法部門

理学療法とは、病気、けが、手術などによって運動機能が低下した状態にある患者さんに対し、主に運動療法を用いて運動機能の改善を目的とした治療です。
集中治療室内など発症早期から座位・立位・歩行練習を個々の患者さんの状態に合わせて積極的に実施し、身体機能の改善を促しています。
そして、日常生活動作(ADL)の改善と生活の質(QOL)の向上を目指します。

作業療法部門

作業療法とは、身体や心に障害をおってしまった患者さんに対して、基本動作や応用動作獲得、上肢機能改善を、主に作業活動を通して実施する治療です。
集中治療室内など発症早期から座位・立位・歩行練習を個々の患者さんの状態に合わせて積極的に実施し、身体機能の改善を促しています。そして、ADLの改善とQOLの向上を目指します。

発症早期から食事・排泄動作を始めとしたADLや趣味・家庭内役割(家事・仕事など)の練習、援助を行い、在宅や社会復帰、QOLの向上を図っていきます。

言語聴覚部門

言語聴覚療法とは、脳卒中後の失語症、聴覚障害、声や発音の障害、上手に噛めない・飲み込めないなどの嚥下障害の患者さんに対して、問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言などを行う治療です。

医師紹介

准教授

田沼 明たぬま あきら

出身大学
慶応義塾大学卒(1996年)

認定医・専門医など

  • 日本リハビリテーション医学会指導医・専門医・認定臨床医
  • 日本臨床神経生理学会指導医・専門医(筋電図・神経伝導分野)
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士
  • 日本リンパ浮腫学会 理事・リンパ浮腫保険診療医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

専門分野

  • リハビリテーション医学全般(がん、脳卒中、神経筋疾患など)
  • 電気診断学

おおばやし おさむ

大林 治

職位
教授
出身大学
聖マリアンナ医科大学卒(1985年)

認定医・専門医など

  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会スポーツ医
  • 日本リウマチ学会専門医
  • 日本手外科学会専門医
  • 日本リハビリテーション医学会専門医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

専門分野

  • 膝・スポーツ
  • 関節リウマチ
  • 骨粗鬆症
  • 手外科

診療実績

研究

治験