診療科小児科

Pediatrics

概要

基本理念と地域貢献

当院小児科は1998年に設立され、日常的にみられる一般的な疾患(感染症やアレルギー疾患)から専門的な治療を要する疾患、さらにNICU退院後の長期フォローアップまで幅広く担い、地域の小児医療に貢献することを基本理念としています。静岡県東部では小児医療を担う医療機関が限られており、とくに当院以南の伊豆半島地域には、24時間365日体制で小児診療に対応できる医療機関がありません。そのため当科には、夜間・休日を含め年間約20,000人の救急患者さんが来院しており、地域の小児救急医療の重要な役割を担っています。

主な
施設認定

  • 日本小児科学会認定 小児科専門医研修施設
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医教育研修施設
  • 静岡県アレルギー疾患医療拠点病院

診療体制

当科では、午前は一般外来、午後は専門外来・乳児健診・予防接種を行っています。専門外来は予約制となっておりますので、受診をご希望の方は、まず一般外来をご受診ください。また、救急診療にも随時対応しており、救急搬送を含め年間約20,000人の外来患者さんを診療しています。入院施設としては20床の小児専用病棟を有し、原則としてご家族の付き添いが不要な入院体制を整えています。

特徴・専門診療

アレルギー疾患、とくに食物アレルギーの診療に力を入れており、小児アレルギーエデュケーターと連携しながら、年間200件以上の食物経口負荷試験を実施しています。また、ライソゾーム病や骨系統疾患などの希少難病の診療にも積極的に取り組んでいます。さらに、神経・発達、循環器、消化器、肝臓、腎、内分泌、代謝性疾患など各分野の専門医による診療に加え、認定看護師や臨床心理士を含む多職種チームが連携し、専門性の高い継続的な支援を行っています。血液腫瘍疾患や外科的治療を要する心疾患などについては、静岡県立こども病院等の高度医療機関と連携し、必要に応じてドクターヘリを活用した迅速な転送体制を整えています。

お知らせ

対象疾患

新生児から思春期までの小児内科疾患全般を対象に診療を行っています。下記は対応疾患の一例です。お子様の健康について気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

感染症

  • 一般の感冒
  • インフルエンザ
  • RSウイルス感染症
  • 咽頭結膜熱(プール熱)
  • 水痘(みずぼうそう)
  • おたふくかぜ
  • 溶連菌感染症
  • 突発性発疹
など

アレルギー疾患

  • 気管支喘息
  • じんましん
  • 食物アレルギー
  • アトピー性皮膚炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 遺伝性血管性浮腫
など

呼吸器疾患

  • 肺炎
  • 気管支炎
  • クループ症候群
など

栄養・消化器・肝胆膵疾患

  • 急性胃腸炎
  • 腸重積
  • 体重増加不良
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
  • 肝疾患(自己免疫性肝炎、原発性硬化性胆管炎、ウイルス性肝炎)
  • 胆汁うっ滞症(アラジール症候群、進行性家族性肝内胆汁うっ滞症)
  • 膵炎
など

免疫・膠原病疾患

  • 川崎病
  • アレルギー性紫斑病
  • 若年性特発性関節炎(若年性関節リウマチ)
など

神経・筋疾患

  • 熱性けいれん
  • てんかん
  • 発達遅滞
  • 脳炎・脳症
  • 髄膜炎
  • 脳性麻痺
  • フロッピーインファント
  • 筋ジストロフィー
など

腎臓疾患

  • 夜尿症
  • 尿路感染症
  • 急性・慢性腎炎
  • 膀胱尿管逆流
  • ネフローゼ症候群
など

心臓疾患

  • 不整脈
  • 先天性心疾患
など

血液疾患

  • 貧血
  • 血友病
  • 免疫性血小板減少性紫斑病
など

内分泌疾患

  • 糖尿病
  • 低身長症
  • 甲状腺疾患

代謝性疾患

  • ウィルソン病
  • ミトコンドリア病
  • アミノ酸代謝異常症(フェニルケトン尿症)
  • ライソゾーム病(ムコ多糖症、ファブリー病)

骨系統疾患

  • 軟骨無形成症
  • 骨形成不全症 
  • 低リン血症性くる病
など

特殊治療を要する重症の患者さんや血液・悪性腫瘍などの専門的治療を要するお子さんは、静岡県立こども病院などにご紹介しています。

外来担当医表

急な都合により、情報を掲載できない場合がございますので、予めご了承下さい。
詳細は各科外来へお問い合わせ下さい。

◎
教授
◯
先任准教授
□
准教授
△
講師
赤字
女性医師
午前 月 火 水 木 金 土
1診

□ 馬場 洋介

(一般・アレルギー)

丸山 和隆

(一般)

□ 馬場 洋介【第1,2】

(一般・アレルギー)

◎鈴木 光幸【第3,4】(一般)

鳥海 俊

(一般)

◎鈴木 光幸

(一般)

□ 馬場 洋介

(予約)

(一般・アレルギー)

2診

石上 順平

(一般)

坂田 啓輔

(一般)

伊達 じょい

(一般)

土屋 ひかる

(一般)

黄 弈達

(一般)

交代制

(一般)

3診

交代制

(一般)

交代制

(一般)

交代制

(一般)

交代制

(一般)

交代制

(一般)

交代制

(一般)

専門外来

秋庭 崇人

【第1】

(予約)(神経)

–

–

□島田 姿野

(予約)(神経)

△有井 直人

(予約)(神経・内分泌)

–

午後 月 火 水 木 金 土
専門外来

□ 馬場 洋介

(予約)(アレルギー)

–

□ 馬場 洋介

(アレルギー)(予約)

–

□稀代 雅彦・赤塚 祐介【第2,4】

(予約)(心臓)

–

専門外来

新生児センター

フォローアップ

(予約)

新生児センター

フォローアップ

(予約)

予防接種

(予約)

新生児センター

フォローアップ

(予約)

新生児センター

フォローアップ

【第1】

(予約)

–

専門外来

–

乳児健診

(予約)

新生児センター

フォローアップ

(予約)

乳児健診

(予約)

–

–

専門外来

–

–

田中 恭子  【第5】

(予約)(発達)

–

–

–

医師紹介

すずき みつよし

鈴木 光幸

職位
教授
出身大学
順天堂大学卒(2000年)

認定医・専門医など

  • 日本小児科学会小児科 専門医・指導医、代議員
  • 日本周産期・新生児医学会 専門医(新生児)
  • 日本小児栄養消化器肝臓学会 認定医、代議員
  • 日本肝臓学会 専門医
  • 臨床研修指導医

専門分野

  • 小児科全般
  • 消化器・肝臓疾患
  • 内分泌・代謝性疾患
  • 生活習慣病
  • 骨系統疾患

ばば ようすけ

馬場 洋介

職位
准教授
出身大学
東海大学卒(2005年)

認定医・専門医など

  • 日本小児科学会小児科専門医・指導医、代議員
  • 日本アレルギー学会アレルギー専門医・指導医、代議員
  • 日本小児アレルギー学会代議員
  • 日本喘息学会喘息専門医
  • 臨床研修指導医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

専門分野

  • 小児科全般
  • アレルギー・免疫学

とりうみ しゅん

鳥海 俊

職位
助教
出身大学
順天堂大学卒(2016年)

認定医・専門医など

  • 日本小児科学会 小児科専門医
  • 日本アレルギー学会 アレルギー専門医
  • 臨床研修指導医

専門分野

  • 小児科全般
  • アレルギー・免疫学

いしがみ じゅんぺい

石上 順平

職位
助手
出身大学
埼玉医大卒(2016年)

認定医・専門医など

  • 日本救急医学会専門医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

まるやま かずたか

丸山 和隆

職位
助手
出身大学
島根大学卒(2017年)

認定医・専門医など

  • 日本小児科学会小児科専門医
  • 小児医療に携わる医師に対する緩和ケア研修会(CLIC)修了
  • 小児・AYA世代のがんの長期フォローアップに関する研修会修了

つちや ひかる

土屋 ひかる

職位
助手
出身大学
ハンガリー国立ペーチ大学卒(2021年)

専門分野

  • 小児科ではアレルギー、膠原病を専門として学んでいます。

ほあん いーだー

黄 弈達

職位
助手
出身大学
北京大学卒(2016年)

だて じょい

伊達 じょい

職位
医師
出身大学
北京大学卒(2020年)

さかた けいすけ

坂田 啓輔

職位
助手
出身大学
順天堂大学卒(2024年)

診療実績

研究

当科では大学病院の責務として、患者様により良い医療を提供するために、日々医学研究に励んでおります。研究成果は、学会や論文などを通して国内外に向けて報告をしております。
現在、当科にて倫理審査委員会の承認を得ておこなっている臨床研究は、以下の通りです。

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