がん治療センター

センター紹介

当院は、平成19年2月1日よりがん診療連携拠点病院として指定されております。

当院におけるがんに対する基本方針

全国のがん診療連携拠点病院で行われている各種診療ガイドラインに準じた標準的治療などを、順天堂大学医学部各専門科やがんセンターなどと連携し、各種専門医が検査や手術、化学療法、放射線治療、緩和ケアなどを組み合わせながら最善の医療を提供するようにしております。

がんは患者さんご本人への告知を原則として、患者さんやご家族と共にがん治療に取り組んでおります。

がんは、手術が最善の治療法とは限りません。患者さんに最適と思われる治療法についての十分なご説明とインフォームドコンセントを得て、選択した検査・治療を行っております。また、患者さんのご希望があればセカンドオピニオンも行うようにしております。

当院におけるがん診療体制

がん治療センターでは、がん診療に携わる各診療科の医師と看護師や薬剤師、相談員、緩和ケアサポートチームなど様々な関係職種による「がん治療センター運営委員会」を定期的に開催しています。ここで共有した情報を基にがん診療に関する集学的な検討を行っています。また、緩和ケア、相談支援、地域医療連携などがん患者さんの療養生活に関する現状や課題についての意見交換を行い、患者さんやご家族が安心して治療に専念できるよう各診療科と各部門が協力して患者さんの利便を図っています。

その他にも、定期的にキャンサーボードを開催し、診療科以外の医師や病理診断、放射線治療などの専門医師、看護師、薬剤師、臨床心理士、緩和ケアサポートチームなど違った立場からの意見交換を行い、患者さんにとって最善の治療が実施できるよう取組んでおります。

また、静岡県がん診療連携協議会及び各部会において、県内のがん診療連携拠点病院等との情報共有なども行っております。

がん診療に関する地域医療連携

がん地域連携クリティカルパス

患者さんの視点に立ち、安全で質の高い医療を提供する体制の構築を目指し、地域医療機関(かかりつけ医)と共に“地域連携診療計画書(がん地域連携クリティカルパス)”を作成しています。

互いに情報の交換や共有、役割分担を行いそれぞれの特徴を活かしながら、また、通院時間や待ち時間などの患者さんの様々な負担軽減も考慮しながら通院治療をサポートしています。

研修会・カンファレンス

周辺地域のがん診療水準の向上を目指し、周辺地域の医療機関と合同で化学療法や放射線療法、緩和ケア等がん診療に関する様々な研修会を定期的に開催しています。

また、がん患者における地域連携・在宅医療・緩和ケア等に関する課題等をテーマとしたカンファレンスを周辺地域の在宅医や訪問看護ステーション等と合同で行い、診療連携体制の構築・強化を図っています。

周術期口腔ケア医科歯科連携

http://www.jda.or.jp/care/

がんに関する手術・放射線療法・化学療法によって口腔内に生じる有害事象を和らげ、患者さんのQOLを高めて平均在院日数を短縮し社会復帰を容易にすることなどを目指し、周辺の歯科医師会と連携しながら「がん治療前の口腔ケア」を推進しています。

リンク

附属病院がん治療センター

国立がん研究センター

診療実績

がん患者数(院内がん登録数)

部位 疾患名 平成27年 平成28年 平成29年
我が国に多いがん 肺がん 143 142 163
胃がん 116 125 130
大腸がん 231 246 281
肝臓がん 70 73 52
乳がん 78 90 90
頭部/頸部 脳・脊髄腫瘍 69 70 82
眼・眼窩腫瘍 1 0 0
口腔・咽頭・喉頭・鼻腔 35 32 21
甲状腺がん 11 15 13
胸部 胸腺 0 5 1
胸膜 3 1 2
消化管 食道がん 21 25 26
胆道/膵臓 胆嚢・肝外胆管 21 25 24
膵がん 34 33 40
泌尿器 腎・腎盂・尿管 48 28 53
膀胱がん 47 49 64
副腎・他内分泌器官 0 2 0
男性生殖器 前立腺 93 88 120
精巣 3 0 5
陰茎 2 1 2
女性生殖器 子宮頚部 52 71 54
子宮体部 41 43 35
卵巣・卵管 22 27 27
外陰・膣 2 3 1
皮膚/骨と軟部組織 皮膚腫瘍 68 60 68
0 1 0
軟部組織 1 2 4
血液・リンパ 白血病および造血器疾患 156 145 195
リンパ腫 53 59 72
その他 その他 10 15 28
合計 1431 1476 1653

緩和ケアサポートチーム介入状況

がん相談実施状況