放射線治療室

放射線治療室では平成28年4月から新装置での高精度放射線治療を開始しております。
放射線腫瘍医師、放射線物理士、放射線治療専門放射線技師、がん放射線療法看護認定看護師の専門チームで協力し、これまで以上に高精度で、安全、快適な治療を患者さんが受けられるように、治療環境を整えています。
放射線治療を目的とした他院からの紹介も随時受け付けております。
外来通院の方は、完全予約制で待ち時間はほぼ無く、一般的な治療であれば1回の治療は更衣も含めて10分前後で終わります。

診察時間

午前 9:00~11:30
午後 13:00~15:00
  • 土日祝日は治療はお休み
  • 治療時間は完全予約制

当院の放射線治療の流れ

  1. 治療前の診察・説明と同意

    放射線治療の専門医が診察をし、放射線治療の目的や方法、1回の放射線線量、回数や治療スケジュール、放射線治療による治療中と、治療終了後に考えられる副作用について説明を致します。(20分程度)
    放射線治療による副作用は照射する場所により様々で、個人差があります。

  2. 治療用CTによる位置決め(照射場所によっては固定具の作成)

    実際に放射線治療を行う前に、治療用のCTシュミレーターという装置で、病巣の位置を特定し、放射線を当てる範囲を決めるための治療用CTを撮ります。毎日間違いなく正確な治療をするために、病巣を中心とした治療に関係する場所の皮膚に、特殊なマジックやシールなどで印を付けます。治療場所によっては、シェルと呼ばれるお面のような固定具を作ることがあります。

    • 治療用のCT時の姿勢が、治療を受ける際の姿勢になります。
    • 治療する場所により脱衣が必要な場合あります。

  3. 治療の具体的な検討と確認(放射線治療計画)

    CT画像を基に放射線の当て方や範囲、量について放射線治療の専門医が決めます。放射線治療の範囲や量が正しいか、放射線技師・医学物理士・専門医が確認します。
    (これを放射線治療計画といいます。治療計画には数時間~数日かかる場合もありますので、初回治療は翌日から行うのが一般的です。)

  4. 毎日の治療(土日祝以外の毎日)

    治療用のベッドに、治療用CTの際と同じ姿勢をとり、マジックやシールなどで付けた印をもとにして治療用のベッドの高さを上げ、位置を微調整して照射位置を合わせていきます。位置の確認がとれたら、放射線を照射し治療していきます。

    • 治療初回は位置の確認や追加の印を付けたりなどで15分ほど時間がかかります。
    • 2回目以降は脱衣や位置を微調整するのを含めて全体で10分程度で終わります。
      放射線があたっている時間は1~2分です。
      当院では基本的に1日に1回の放射線治療を行います。

当院で可能な放射線治療

当院では外部照射という、身体の外から放射線(高エネルギーのエックス線)を照射する方法を行っています。また、前立腺がんの強度変調放射線治療、脳腫瘍や肺腫瘍への定位照射を行っております。
放射線治療は他のがん治療法に比較して内科的合併症や高齢であっても治療が可能です。また、治療自体に痛みが無く、低侵襲であり、身体機能や形状を温存することが可能です。現在、他のがん治療と組み合わせながら根治を目指した治療も可能となっています。
再発、転移した場合や、腫瘍の止血や、痛みを取り除く緩和的治療においても放射線治療は効果を発揮します。また、当院ではがん治療だけではなく、ケロイドの術後照射も行っております。

放射線適用部位

リニアック

X-ナイフ

案内図

放射線治療室は管理棟地下1階になります。案内図の赤い丸のついた管理棟のエレベーターをご利用ください。